森見登美彦インタビュー原稿届く

取材はまだまだ続く、綱渡り状態の『週刊大衆シャイ!』の進行状況ですが、続々と原稿が集まり始めております。
本日は一緒に京都に行った斎藤哲也さん(http://saitoshokai.seesaa.net/)から、森見登美彦さん(http://d.hatena.ne.jp/Tomio/)のインタビュー原稿があがってきました。僕は酒を飲みながら森見さんに失礼な質問をぶつけていればそれで終了なのですが、それをまとめるのが非常に大変です。僕も何度かインタビュー原稿を書く機会がありましたが、テープ起こしをして、構成に沿って発言の位置を入れ替えたりしつつ、全体の統一感を持たせるという、死に物狂いの作業になるわけです。斎藤さんには実にいい具合に原稿をあげていただきました。あれも入れてほしい、これも入れてほしい、という要望に答えていただいた上で、話をとっちらかさずに流していく。実は非常に大変なことですから、機会があったらちゃんとインタビュー原稿の構成を見てみてください。ときどき下手なものも出回っていますから。ということで、斎藤哲也さんの手による森見登美彦さんインタビューは、9月19日(金)発売の『週刊大衆シャイ!』でお読みください。
さて、斎藤さんにはもう一つ原稿をお願いしております。「シャイ!コラム」という文化時評のコーナーを第一号からやっているのですが、この「思想・評論」というジャンルを、斎藤さんにはご担当いただいております。この原稿も届いたのですが、これが素晴らしい目の付け所でした。今回は『月刊現代』の休刊を枕に、総合誌というジャンルの雑誌について、現状を見通せるような原稿になっているのですが(ちょっと仲俣暁生さん(http://d.hatena.ne.jp/solar/)の問題意識と似た感じになっていますが、もちろん斎藤さんなりの論点になっております)、最後、この総合誌がすごい!的なシメで、意外な雑誌の名前が挙げられています。しかし、指摘されてみれば確かにその雑誌の最近の誌面は非常に素晴らしいつくりになっているのは事実なのです。雑誌が売れない時代にあって、部数も伸び気味だという、その雑誌名を知りたければ、『週刊大衆シャイ!』(9月19日(金)発売)をチェック!
ちなみに、「シャイ!コラム」のほかの執筆陣は
小説:宇野常寛http://blog.goo.ne.jp/wakusei2nd/)さん
テレビ:更科修一郎http://www.cuteplus.flop.jp/)さん
映画:池本幸司(http://d.hatena.ne.jp/Kurobaku/)さん
インターネット:菊池俊輔さん
アイドル:三ツ野陽介さん
アウトロー草下シンヤhttp://ameblo.jp/kusakashinya/)さん
という豪華なメンツです。
ちょっとでもひっかかったあなたは9月19日(金)に『週刊大衆シャイ!』をコンビニでチェック!