愛衣・表紙撮影

本日は表紙の撮影を満を持して。
今回の表紙は、愛衣さん。カメラマンは小塚毅之さん。思えば、高校のころ青年漫画誌、ヤングジャンプヤングマガジン、今日休刊号を出したヤングサンデーなどをグラビア目当てで読み漁っていたころ、次第にカメラマンのクレジットをチェックするようになり「小塚毅之」という名前を鮮烈なグラビア写真と共に記憶したのでした。僕は常々自らを小塚チルドレンとして規定しています。僕のグラビア審美眼は、小塚さんによって作られたといってもまったく過言ではない。今でも、小塚さんが撮った上記の青年漫画誌のグラビアスクラップを僕は大切に保管しています。そんな小塚さんと、仕事を出来るようになったことは、僕の編集者人生の中でも相当に幸せなことなのです。
今日のグラビアテーマは「幼なじみ」ということで、実家の2階に部屋がある女の子、という設定で、実際に女性が住んでいる部屋を撮影場所に選びました。実家同士が隣で、2階に自分の部屋がある年頃の男女が屋根伝いに行き来する、あだち充的な世界がモチーフとなっている設定です。今日借りたのは、スタジオとして貸している場所ではあるのですが、通常のハウススタジオよりも実に普通の部屋であり、生活感が出るのでそこを選んだのですが、ハウスダストとカビが激しい場所で、愛衣さんには、非常に迷惑をおかけしながらの撮影でした。大変申し訳ない。
しかし本当に住んでいる部屋なので、女の子の実家2階暮らし感が非常によく出る、いいグラビアに仕上がったと思います。自分の部屋でくつろいでいるような雰囲気の中、自然な表情をうまく出していただけました。
その実際については、9月19日(金)発売の『週刊大衆シャイ!』にて。